家づくりの思い

自然力を活かす

自然力を活かした家。パッシブデザイン。

燦々と太陽が出た日は普段は億劫な家事にも俄然やる気が沸いて
家の中をあれもこれも片付けたくなります。

太陽のおかげで洗濯物も短時間でカラっと乾くし
布団もフカフカになって気持ちよく寝られるし
植物もよく育つし外に出かけたくなるし
気持ちも明るくなります。

太陽って本当にありがたい存在です。
太陽エネルギーってこんなにすごいのに
使うのはタダ。

暮らしの中で利用するエネルギーの約半分が20~40℃の温度です。
それらの温度なら太陽の熱で
つくることができます。
それなら太陽エネルギーを
もっともっと使わないともったいない!!

パッシブデザイン

パッシブデザインとはエアコンなどの機械装置を極力頼らずに太陽の熱や風などの
自然のエネルギーを建築の中に取り入れて心地良い家を設計する手法のことをいいます。

パッシブソーラーシステム『そよ風』は“自然の法則”を利活用する

自然の法則

  • 暖かい空気は室内下部から上部へと移動する
  • 冷たい空気は室内上部から下部へと移動する
  • 太陽光は季節によりその角度を変える

パッシブソーラーシステム『そよ風』とは 自然の力を最大限に活かして室内を快適にする、
自然の法則を上手く取り入れた家づくりの仕組みです。

『そよ風』の稼働中は太陽の熱と一緒に常に新鮮な外気も取り入れるため暖房と同時に換気もしてくれます。また、太陽の熱を利用してお湯を採り入れることもできます。
『そよ風』は自然のエネルギーを利用しているので地球にもお財布にも体にもやさしいシステムです。

『そよ風』冬のしくみ

屋根面の下には空気が通る層があり軒下から外の新鮮な空気を吸い込みます。
吸い込まれた外気は屋根に設けた集熱面で太陽の熱によって太陽熱で温められながら棟に集められます。
温められた外気はファンを使ってダクトを通じて床下に送られます。

床下に送られた外気は基礎の土間コンクリートに蓄熱され、室温が下がると同時にゆっくりと放熱して建物全体を床から温めます。
床吹出口を通じて温められた空気が室内全体に行き渡ります。 
床暖房の効果によって大きな空間や吹き抜けでも室内の上下間の温度差や部屋間の温度差が小さくなり快適に過ごせます。

床煖房といってもガスや電気で暖めた床煖房とは違い太陽の熱で温められた空気で床下を温めているのでほんわか優しい暖かさの床煖房です。

『そよ風』夏のしくみ

夏の日中は室内の熱気は上がって小屋裏へ集まるので室内の熱気のこもった空気を屋根面へ排気します。
集熱屋根の空気層の熱気を排気することで屋根から室内への熱の侵入を抑えます。
この熱はただ排出するだけでなく、貯湯槽の水を温めることに使用することもできます。

『そよ風』について詳しくはこちら
 → 環境創機