住まい手の声

住まい手の声

SOLAR CAT

Q.家を建てようと決めたきっかけは何ですか?

20年前に買った建売住宅が、猫たちに破壊され始めたから。
また、ライフスタイルが購入時から変化したため、これからの生活に合った家を作りたかった。
年を重ねてボケちゃたとしても、安全で暖かく過ごせる家。
友達が集まる家、私たちの好きなものだけを集めた家を作りたかったですね。
現実的な話として、金利上昇前にローンを組みたかった。
また、年齢的に今ならまだ体力、気力があるな。と思い決断しました。

Q.弊社との出会いを教えて下さい。(第一印象などもこっそり教えてください。)

何かの雑誌で10年程前にOMソーラーを知り、もしいつか家を建てることになったら絶対OMソーラーでと考えていました。
Webでタケワキ住宅建設さんを知り、当時から資料などをいただいてました。
2005年12月に、すごーく勇気をふるいおこして事務所に電話をかけました。
当時はリフォームでOMにもできるかな?なんて考えていたんですけどね。
身軽に社長と専務が家に来てくださって、社長が今だからこそっと言っちゃうけど、コワイ方かな、なんて思ったのですが、家の話をしているうちに、専務と共にプロの顔が見えてきました。

Q.弊社に決めた理由は何ですか? DSC09260_R

専務の「どんどん捨ててください」が印象的だったなぁ。
家を作ることだけじゃなくて、家に「住む」ことまで考えて言ってくれてました。
「住む」=「自分らしい人生をより快適に生きる」ということを教えてくれたような気がします。
大岩棟梁ははじめ、家作りのプロたちが本当に心をこめて技術や気づかいをこの家に注力してくれたように思います。
こうした方をまとめているタケワキさんが本当にすばらしいです。
打ち合わせ、本当によくしましたよね。建築中の家の中で久保田さんとくふふって笑いながらした打ち合わせも忘れられないな。
井上さんともチラシ作り、楽しかったね。

Q.弊社の満足度を星の数で表して下さい。(★★★★★★ 5点満点中6点)

理由はたくさんあるんですけど、最初の時から、こちらの希望をすごく真剣に聞いてくださったこと。
話の密度がすごく高かった。こちらが調子に乗ってどんどん話しちゃうくらい、信頼感がありました。
正直なところ定石通りに相見積りをとるつもりだったけれど、お話しているうちにタケワキさんで決まりだなと。
社長に「息子さんとお仕事できていいですね」と何気なく言ったら「自分が建てた家を、ずっと見続けて(=メンテナンス。長いお付き合いが大前提)もらえるから良かったです」とおしゃったんです。
これでもう決まりですよ。家を「買う」んじゃなくて、「建てる、作る」の精神に触れました。

Q.「もっとこうしてほしかった!!(改善点)」を教えて下さい。

今のところ大満足!!というか、毎日何か発見してます。
「ここにこんな気づかいがあったのかぁ~!!」って。
本棚が足りなかったことぐらいかな。

Q.今までの思い出がありましたら教えて下さい。(家づくりの熱い想い、苦労話など)

春の夜です。ウッドデッキでコーヒーを飲みながら、朧月を眺めました。
土の匂いと木の匂い、とても静かな春の夜です。
床を拭く、ぞうきんを洗う、そして干す。野菜を刻む、鍋で煮る、おいしい料理を作る。
友達とご飯を食べる。笑いがこぼれる。猫がのんびり日差しの中で昼寝をしている。
そんな当たり前のことを、自然と楽しくさせてくれる家ができました。
暖かくて、夏には風が気持ち良く吹き抜けていきます。居心地がいいので、身体が自然に動いていきます。
十数年前、たしか雑誌でOMソーラーハウスの存在を知り、以来、もし建替えする、なんていう大きなチャンスがきたら絶対OMソーラーハウスにしよう、と決めていました。
一人で年をとって、たとえボケてしまっても、安全で安心な家がほしいと思いました。OMソーラーハウスなら、灯油が無くなっても凍え死ぬことはないな、猫達が寒がるからと、エアコンをタイマーでonする必要もないなと。
家を造るにあたって、竹脇さんにまずお願いしたのは一階も二階もワンフロアで見通しの良いデザインにしてください、ということでした。

もともとものぐさ、めんどうくさがりやのため、とにかく、どこに何があるかがすぐわかる家だといいなと考えていました。
何度かディスカッションをした後上がってきたラフ設計図は、満面の笑みが自然と浮かんでしまう内容でした。
井上さんが作ってくれた立体模型で、さらに現実感がアップ。夢が現実になるんだ…、と実感した瞬間です。
ほぼ毎週土曜日に事務所で打ち合わせをしていましたが、毎回本当に楽しかったです。
苦労したことは、うーんそうだなぁ、家づくりよりも資金計画と不要品を捨てること。
資金計画は腹立たしくなるほど銀行がまったくアテにならないので、竹脇さんがご紹介くださった日本モーゲージサービス社のお世話になりました。
こちらは本当に親身になって資金計画を立ててくださいました。
ここでも人と人が繋がる連鎖反応がでて、ほくほくしちゃいますよ、こういうの。
不要品の廃棄もまた大変…。ガラクタを捨てると幸せが来る、というような本まで読んで捨てまくりです。
よくぞこんなに溜め込んでいたものだ、と我ながら感心しました。
最初はどこから手を付けていいのやら、と正直途方にくれていました。
まあそんなこんなで、家は建ち上がっていきます。
棟上げの日、近所の方が「坂の下まで木のいい香りがしてくるよ」とおっしゃっていましたが、木の香りに包まれて、大岩棟梁を中心に毎日少しずつ形になっていく私の家。
床も壁も階段も、作ってもらった家具のどの一面、どの角も棟梁たちが形を作り出してくれたものです。
玄関前のコンクリートだって、只野さんが工夫を凝らして細工してくれました。
途中、タンスのサイズを測り間違えて、入らなくなったというトラブルもありましたが、クローゼットを作ってもらうことで解決しました。
真夏に、暑くなっていた室内で久保田さんと現場で打ち合わせをしていた時、窓を二ヶ所開けただけで風がすーっと通っていきました。
クーラーいらないね、気持ちいいね、と二人でにこにこしてしまいました。
いつの間にか二人で、大きな窓からぼーっと木漏れ日を眺めてしまったり、そんな時間の使い方がとても人間らしく思えたりしたものです。
OMソーラーは冬に効果的だと思っていましたが、竹脇さんの設計は一年中気持ち良く過ごせる家づくりなんだなぁ、と実感しました。
正直、これはすごくぜいたくなことじゃないかな。家づくりのどの瞬間も、すごく幸せでした。
家は買うものではなくて、造るものだ。ということを竹脇さんと造ったこの家が教えてくれました。
大変なことは何もなくて、気持ちの通う人とたくさん出会えて、夢が実現する、本当に幸せな経験をさせていただきました。
そして今、この家に住んで毎日のどの瞬間も、ゆったりと気持ち良く過ごせることの贅沢さを感じています。
雨の音や風の音を感じながら、この家に守られて、自然と一緒に生きているなぁと当たり前だけど忘れていたことを思い出しています。