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セルローズファイバー燃焼実験を行いました。

ホウ酸は本当に燃えにくいの?セルローズファイバーは本当に燃えないの??

セルローズファイバーについて、調べれば調べるほど疑問に思ったので、

実際に材料を少しもらってきて、燃焼実験を行いました。

セルロースファイバー 燃焼実験

セルローズファイバーの表面を炎で炙ってみます。

セルロースファイバー 燃焼実験

表面が少し焦げてきましたが、炎はあがりません。

セルロースファイバー 燃焼実験

さらに炙り続けましたが、、、表面が炭化するだけでした。

この炭化層が、火災の際には酸素を遮断し、燃え広がらなくするのです。

 

本当にすごいですね!セルローズファイバー。

新聞紙から作られていると聞くと、どうしても燃えやすいのでは?と思ってしまいますが、

驚きの結果が得られました。

 

記:那須美樹

 
 
 

『心和の家』セルローズファイバー吹込み施工を行いました。

現在、松戸市で工事を行っている『心和の家』で、断熱材『セルローズファイバー』の吹込み施工を行いました。

心和の家 セルロースファイバー吹込み施工

私たち日本人にとって、「かやぶき屋根」に代表される家づくりは自然と共に生きる知恵のカタチであり、その秘密は身近な天然素材の活用にありました。豊かな実りの後に残った『藁』という素材です。 その秘めたる力を利用し、厳しい寒・暑・湿から身を守っていたのです。その知恵を現代建築に生かしたのが、このセルローズファイバーを使った断熱工法です。

セルロースファイバー

セルローズファイバーとは、回収された新聞紙古紙を原料とした再生エコロジー断熱材です。これに麻とホウ酸を加えたものが、上の写真のような断熱材になります。

 

 

セルローズファイバーの特徴について、少し説明します。

 

・セルロースファイバーとは、新聞古紙を再利用してできた自然素材の断熱材です。セルロース繊維は植物性の繊維であり、人体に入るようなことがあっても蓄積されずにそのまま排出されます。

 

・セルローズファイバーの最大の特徴は、湿気を吸って吐くことです。新聞紙を原材料としているので、高い調湿性能があります。湿気が多い時には吸い、空気中に湿気が少なくなってきた吐き出す。この性能があるため、室内や壁内の結露を軽減させることができます。

 

・ホウ酸による防燃処理がしてあるので、もしもの火災でも材料は焦げるだけです。そして、ホウ酸は揮発性がないため人体には影響がありません。カビや菌の発育を阻止し、鼠、ゴキブリ、白アリなどの害虫も寄せ付けない防虫性能もあります。

 

・火災の時、グラスウール等は施工が隙間気味になっている為、燃えにくいという事はありません。石油化学系の断熱材の場合は、燃え広がれば一気に燃え上がってしまいます。特に石油化学系断熱材では、火災時に有毒ガスが発生し大変危険です。しかし、セルローズファイバーは隙間のない施工が可能なので、表面が炭化してそれ以上 酸素が供給されない為、燃え広がりません。また、有毒ガスの発生もありません。

 

・セルローズファイバーは、反発力のない綿状の繊維なので時間が経つと徐々に沈下をし上部に隙間が出来るという問題があります。この問題を解決するため『麻』の繊維を均一配合する事により、ファイバーの荷重を支え、沈下を防止させる事を可能にしました。すき間の多い木造住宅では難しい防音対策ですが、高密度施工により高い防音効果が得られます。

 

・もしもの雨漏りでも、撥水処理により水をはじくので早期発見が可能です。 水を吸って材料がダメになったり木部を腐らせるのを防ぎます。

 

・接着剤を使わない乾式吹込工法が可能です。高い断熱性能で消費エネルギーを少なくするので、光熱費も安上がりです。

 

 

以上。長くなりましたが、、、

セルローズファイバーが隙間なく充填されているか?厚みはあるのか?を調べるため、一部シートを剥がしてみました。

心和の家 セルロースファイバー吹込み施工

心和の家 セルロースファイバー吹込み施工

心和の家 セルロースファイバー吹込み施工

セルローズファイバーがコンセントボックスの端まできちんと充填されており、厚みも十分にありました。ホースで吹き込むだけなのに、すごい技術です。

この様子を、お施主様もご覧になり、とても安心したようです。。。(^▽^)。。

 

セルローズファイバーを使用した住宅は、安全で耐久性があり、環境にやさしい特徴があります。例えイニシャルコストがかかっても、 長い目で見れば非常に割安です。

記:那須美樹

 
 
 

建築用語って面白い

建築業者で使われている言葉は、興味深く面白いものが多くあります。

今回は、その一部分をご紹介しますね。

 

でんでん

写真の赤丸部分を、よ~く見てください。

雨樋の縦樋を外壁に固定する金属部材。これは何と呼ばれているでしょう??

 

 

この金物は、『でんでん』と呼ばれています。

 

でんでんだいこ

小さな子供をあやす、『でんでん太鼓』に似ていることから、こう呼ばれているそうです。

 
さて次は、『鶴首』です。

鶴首

軒樋を、垂木や鼻隠しに固定するための金物。

樋受け金物で、固定部分が長いものが鶴の首に似ているから、鶴首と呼ばれています。

鶴

優雅で長い首のラインが、確かに似ていますね。

 

 

最後は、『あんこう』です。

あんこう

あんこうとは、軒樋から縦樋へと移行する部分に設置する、集水枡の通称。

尻すぼみの大きな口をあけた姿が「あんこう」に似ているところから、この名前がついたそうです。

あんこうの吊るし切り

確かに、、似ていますね。

昔の大工さんたちが集水枡を見上げて、

「なんか、あんこうに似ているなぁ~」と作業の合間に話していたのでしょうか?

何だか面白いですね。

 

今度機会があったら、お家を見上げて、

「でんでん太鼓」や「鶴」や「アンコウ」を探してみて下さいね。

 

記:那須美樹

 
 
 

桧の効能について

桧は、古来より人に親しまれ「貴い木」として愛用されてきました。古代人が「火を起こす木」から「ヒノキ」と呼ばれ、現在の「桧」になったと言われています。

桧林

昔から桧には、「桧の家に住むと風邪をひかない」、「3年間は蚊がやってこない」などの伝承があります。これは桧の精油成分に自分の身を守る効能があるからです。

 

 

桧の特徴と言えば、森林の中にいるような「香り」です。この香りの元となるのが、『フィトンチッド』と呼ばれる成分で「抗菌効果」、「消臭・脱臭効果」、「リフレッシュ効果」があります。また、「肝機能の改善」にもフィトンチッドは効果的とされ、飲み過ぎ等によって弱った肝臓を桧風呂で元気にすることもできる!と言われています。

ハーフバスユニット

~桧のハーフバスユニット~

 

桧は植物の中でもフィトンチッドの含有率が高く、伐採後も発散し続けます。桧に含まれる木の香りは脳の活動と自立神経活動を鎮静化し、リラックスさせることが分かっています。血圧低下や脈拍の乱れの減少、快眠など数多くの効果をもたらしてくれます。

 

 

さて、桧をはじめとする植物がフィトンチッドを発散する本来の目的は、「植物を襲う微生物を殺菌する」ためです。植物は常に微生物に狙われ、逃げ出すこともできず、少しでも弱ると微生物に襲われ、カビが生えたり、腐ったりします。これらに対抗し、植物が自己防衛のために発散する芳香性の抵抗物質が、フィトンチッド(フィトンは植物、チッドは殺す=ロシア語)、即ち、植物が持つ殺菌効果です。このフィトンチッドは人間には有益で、精神を安定させ、大脳中枢を刺激し、体の調整を高める等の効果があると言われています。山の中で働く人たちは、二日酔いや、ちょっとした風邪等は、仕事をしている間に治ってしまうと言われており、これらがいわゆる森林浴の効能、フィトンチッドの吸収効果です。

桧の葉

桧って、すごいですね!

 

 

さて先日、現場で大工さんから「お風呂に入れると良いよ~」と、

桧をかんなで削った切れ端をいただきました。

桧の切れ端

これだけの切れ端でも、本当に良い香り。

今日、早速お風呂に入れて『フィトンチッド』の効能を試してみたいと思います。

 

 
 
 
 
 

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