木の家一筋の家造りを約50年にわたって行ってきた、タケワキ住宅建設。
その家造りを支える思いの根底に何があるのか。 どんな人たちが家造りを行っているのか。 そして今後、どんな人に家造りを担っていってほしいのか。
社長である竹脇拓也氏に、採用インタビューを実施しました。
家造りに対する想い
―家造りに対する想いをお聞かせください。
「心地よく暮らすことができる家を作りたい」ということに尽きます。 その想いは、家の基本的な性能や、自然素材をできるだけ使っているという点もそうですし、設計にも現れてくるものだと思います。
例えば太陽の明かりや風の通り道など、生活している中での様々な場面の心地よさをどのように具現化できるかということを追求しています。
−なるほど、実際にその家に住む方への配慮が最優先なのですね。 「心地よく暮らしたい」といったお声はお客様からいただくことが多いですか?
そうですね。弊社に頼んでいただける方というのは、事例をご覧になられていたり、実際にモデルハウスに来て頂いたりして弊社が手がける家に興味があり「こんな家に自分も住みたいな」と思ってくださっているような方が多いですね。
最初から「心地がいい家を建ててください」とおっしゃるような方はいませんが、言葉にしなくても潜在的なところでは皆さんはお思いになっているはずです。それを形にするのが我々の仕事です。
タケワキ住宅建設様ならではの強み
−他社に負けない強みは何でしょうか?
そもそも勝ち負けやライバル意識といった考えは持っていなくて、他社は他社でそれぞれの特徴があると思うんですよね。
ブランド力を売りにしている会社もあれば、コストパフォーマンスを重視している会社もあります。建売や分譲では「こんなに安く家が手に入りますよ」とか、「夢のマイホームが手に入りますよ」と宣伝されていると思います。
どれが良いとか悪いとかではなく、皆それぞれの特徴がありますよね。
その中でも私たちが大切にしているのは、「長く続けていく」ということです。
一般的には、相談された方全員の契約を取るような勢いで営業するというのが、経営していれば自然な発想だと思います。
しかし、我々は少しでも多く家を建てたり、売り上げを伸ばしたりすることは基本的に考えておらず、経営をただ長く続けようという考え方でもう50年くらいやっています。とにかく長く続けていくということが目的の一つでもありますから、そのような意味ではそこが負けない強みと言えるのかもしれません。
経営体力を担保しておかないと、依頼された仕事が途中で出来なくなってしまいますから、例えば、うちの大工さんには50年近く働いてくれている方もいます。
求める人材
―共に働きたいのはどのような人でしょうか?
働く側も「作ることが好き」っていう人が一番いいですよね。
先ほどの繰り返しになりますが、私たちの考え方は、「どんどんお金を稼ぎたい」というものとは少し違います。長く続けていくことを重視しているので、弊社で働くのであれば、設計を学んで設計力を身に付けたり、現場監督さんから技術的な様々な知識を得たり、学べる場面はいくらでもあります。ですから家を造ることが好きな人にはとても向いている環境ですし、反対に好きでないとなかなか続かないと思います。
要は、「こういう木の家を自分も手掛けてみたい」と思えるかどうかですよね。働く側であっても、弊社での家造りに共感できる方に来て頂きたいです。実際に今働いている方もやっぱりこういうことが好きな人が多いです。自分のペースでやれる環境があり、若い方も伝統工法に触れる機会があります」
これからの目標
―これからの目標を教えてください。
先程もお話ししたように「もっと会社を大きくしたい」とか、「もっと売上を伸ばしたい」という思いはありません。おそらく普通の経営者だったらありえない考え方ですよね。
会社を大きくしていくことは普通の考えですけれども、先程言ったように続けていくということが第一の目標なので、その視点で常に判断しています。
様々な依頼のお話が来ても、我々のやっている仕事と違う感覚の仕事を頼まれることがあれば、お断りしています。続けていくという意味では、「これはやらない」という選択肢もあるということです。
正直なところ、「長く続けていきたい」ということが一つの目標ですね。
一軒でも心地よい家を作って、「タケワキで建てて良かった」「幸せな暮らしができました」という人達を増やしていきたいという思いはありますね。
メッセージ
―メッセージをお願いします。
ありきたりになりますが、我々のつくる木の家が好きな人はぜひ一緒に働きましょう。
家造りを通して、住まい手の幸せのお手伝いができ、夢を実現させる素敵な仕事です。
楽なことばかりではなく大変なこともたくさんありますが、この仕事が好きであれば乗り越えていけると思います。
皆様とご一緒できるのを楽しみにしています。