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TAKEWAKIブログ

千葉の山見学~墨付け・打合せ

年末に地鎮祭を行った木組みの家の材料の確認に千葉の御宿まで御施主様と設計の林さんと一緒に行ってきました。

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初めに木材市場にてこれから出荷される原木の丸太を見学。 良く目が詰まっている杉が沢山積まれていました。 こちらで月に1度競りが行われるそうです。

千葉の山

その後車で直ぐ近くの山まで移動。伐採は終わっていましたが、我が家で使われる木がここから取れたんだというところを実際に見れて、より愛着が湧いてくれたことと思います。

今回関わってくれた山の持ち主さんを初め、丸太を製材して天然乾燥した材を出してくれた材木屋さん、それを繋いでくれた建材屋さん、設計をされた林さん、私(工務店)、そして建て主さんが一同に会する機会というのは正直私も初めての経験でしたが、現在地域型住宅ブランド化事業という、地域の木造住宅の活性化を目的とした国の施策をちば木造建築ネットワークで取組んでいますが、まさに今回の家造りがその枠組にぴったり合っていてこの取り組みを今後も広めて行きたいと改めて思いました。

ちばの山

年が明けて作業場に材料が入った後、墨付けの前に打合せを行いました。 木組みの家 打合せ

林さんのスタッフの方が造ってくれた模型は大工にとってもとても分かりやすいので助かります。 木組みの家 模型

大工の原田が造った木組みの仕口の模型で確認します。

木組み 仕口

打合せも順調に行われ、早速棟梁の篠塚大工が墨付けをしながら宮本君が刻んでいきます。

刻み

2人は大工育成塾の先輩後輩なのですが、20代の若い大工がこれからの日本の木の家造りを背負っていってくれることがとても頼もしいですね。(ベテランの原田大工も要所要所で的確なサポートをしています)

ちばの木 3月初めの上棟を目指して、これから一つ一つ丁寧に刻んで行きます。

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タケワキ 住宅建設