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TAKEWAKIブログリフォーム現場のはなし

台風被害の現場リフォーム工事

一昨年、台風被害による建物で工事を行っております。

私が現場に入ったお宅は屋根がなく2階の柱や梁といった躯体があらわになった状況でした。

    

現場状況を確認し大工をつれ初めに2階や1階の土壁を落とす作業から入りました。

大工さんは土壁を部屋ごとに分けて分担をし落とす作業が終わったら土を土のうに集め

運んでいく作業が続きました。

その作業を終えると次に「竹小舞」を外していく作業になります。

そこからは外壁材はところどころに残っているサイディングを取り、一気に小屋組みを解体し

再度、屋根を組む作業まで行います。

ここで作業に時間が掛かると雨や風にが来ていつ濡れてしますか分かりません。

 

そうした作業を終えると今度は1階に下りていき、土壁を落としていく作業に掛かり

終われば竹小舞を外していきます。

1階も外壁材(サイディング)を解体していきます。

 

内部は空間を広くするために、柱を取っております。

※柱を取った場所は補強のために、梁や金物を使用して強度が落ちないようにしております。

 

また耐震補強や断熱にも気を配り、施工を行っております。

 

今回、外壁は「焼杉(やきすぎ)」・内部床「レッドパイン」・内部壁「和紙」使用いたしました。

 

 

 

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この記事を書いた人
高月 順平 設計・工事担当