先日、『木紬の家』気密測定を行いました。
「気密測定」とは、住宅の隙間面積を計測する検査のことです。
気密測定の方法は、強力なファンを使って建物内の空気を外に出して行います。
隙間の多い住宅では、隙間から多くの外気が建物内に流入して、屋内と屋外の気圧の差があまり生じません。
しかし、隙間の少ない住宅では流入してくる外気が少ないので、屋内と屋外の気圧差が大きくなります。
このことを利用して、住宅の隙間面積を専用の機械を使って計算します。
この計算によって割り出された気密性の値を「C値」と呼びます。
C値は0に近いほど理想とされ、C値=1.0㎠/㎡を切るくらいの住宅であれば気密性が良い住宅とされています。
気密測定器を使って、建物の中の空気を排出します。
1回目のC値は「0.5c㎡/㎡」でした。
2回目のC値も「0.5c㎡/㎡」でした。
断熱前に気密測定を行うことで事前に、隙間を見つける事が可能となります。
隙間には、シーリング材や気密テープを使用して塞いでいきます。
今回は、事前に隙間を確認して気密テープを使用しました。
作業が完了しましたら断熱作業に入っていきます。