現在、千葉県との災害協定の準備を進めている、全国木造建設事業協会千葉県協会の活動の一環として、 千葉市のポリテクカレッジにて木造の仮設住宅の研修会が昨日行われました。 この通称全木協千葉は工務店の団体であるJBNと、職人の組合である全建総連のそれぞれ千葉県の団体である、 私が会長を務めているちば木造建築ネットワークと千葉土建を中心とした団体が連携して去年の11月に発足した協会です。 目的としては万が一震災などの災害時に必要となる仮設住宅を木造で建てられるようにすることが主になります。 午前中は全木協の取り組みと施工についての座学を、午後は実際の仮設住宅の骨組みを大工さん達が建てる実施訓練を 行いました。 講義は全木協東京都協会から池田会長と鈴木副会長に来ていただき、説明を受けました。 (お二人はいつも一緒にJBNで活動している次世代の会の副会長と会長になります) 午後の実技はまず建物の位置を出してから、木杭で基礎を造ります。 (普通の住宅は基礎はコンクリートですが、仮設住宅では木杭を使います) 大工さん達の連携も良く予定よりもかなり早く順調に組み上がりました。 当日は報道関係の方々も何社か来られて、NHK千葉の記者からもインタビューを受けました。 その模様は翌日の朝7時のニュースで放送されました。 私たちの活動を広く知ってもらう機会を頂いて有難く思います。 災害はあっては欲しくないですが、もしもの時の為に少しでも役に立てるよう 普段からの準備を地道にこれからも行って参ります。