昨年の元日に起こった能登の地震による木造応急仮設住宅の建設に続き、9月の奥能登豪雨でも多大な被害があり、追加で2階建ての仮設住宅の建設が行われ3月末に全て完成しました。
特に今回は真冬の時期に重なり、寒さの中工期に間に合わせる為に全国から集まった大工さん達をはじめ、関係者の方々の苦労は大変大きかったと思います。
先週末に今回の仮設住宅の建設に従事した千葉県の大工さん達の報告会が千葉土建さんで行われ、私も全木協千葉県協会の会長として参加させて頂きました。
大工さん達からは、特に気候の違いが一番堪えたとのことでしたが、目標に向かって一丸となって取り組まれたことがお話から伺えました。その他にも大変参考になるお話が色々とありました。
土曜日の夜にも拘わらず、千葉県庁の担当者の方々も参加されていて危機感の高さが伺えました。
もし千葉県で木造の仮設住宅が建設されることになった場合は、今回の経験がきっと生かされると思います。その日は来ないことを願っていますが準備だけは粛々と進めて参ります。