昨年に引続き、今年度も「ちば大工育成プロジェクト」が行われています。
第1回目の座学はJBNの大工育成委員会の杉山委員長にお越しいただいて、これから大工としていかに生きていくかについて、杉山さんのこれまでの経験から若い大工さん達の心に響く様々なお話をしていただきました。
午後からは、ちば木メンバーのハヤシ工務店の林社長から、今回実技として実際に作る木造の応急仮設のモデルについて、初めに板図を描くところから説明を詳しくして頂きました。
参加者の中には全く初めて板図を書く人もいましたが、皆さん時間内にきちんと完成させていました。
第2回は午前の座学は以前ちば木の総会で基調講演をして頂いた、オストコーポレーション北関東の吉田さんに、地球のエネルギー問題からこれからの省エネ住宅について、大工として何を知っておかなければならないか、分かりやすくお話頂きました。
この日の午後からは前回書いた板図を基に墨付けを行いました。
千葉土建さんから昨年と同様講師の先生に来ていただいて、マンツーマンで教えてもらったのでこちらも予定通りに進めることが出来ました。
先日の第3回目は、午前はこちらも昨年に引き続き構造設計者の佐久間先生をお招きして、昨年聞けなかった耐震のメカニズムについて、動画を交えながら力の流れ等を見て理解する講義をしていただきました。
この日の午後はいよいよ刻みに入っていきます。
ここからはどうしても経験の差が出てしまいますが、初めての人も講師の方と仲間たちから教わって何とかついてきてくれました。
あと2回で刻みを終えて秋には建て方を行います。
自分たちの手で作り上げた建物を早く見てみたいと思いますが、一つ一つ丁寧に覚えていくことが大事です。
また後日続きをアップしていきます。