数年毎に行われている、もくよう連主催の「ゆるがないデザインを学ぶ」ツアーですが、今年はN設計室の永田先生が逝去されてから5年の節目ということで「永田先生を偲ぶ会」として、もくよう連メンバーの甲府の小澤建築工房さんが建てられた家の見学を中心に開催されました。
今回は永田さんとご縁のある建築家の方々の家も同時に見られるとあってか、これまでで最大の240人以上が参加され、 大型バスも5台も借りるほど大変盛況なツアーとなりました。
私も4号車の担当の一人として参加しましたが、短い時間ではありましたが建築家の方々のそれぞれの家の心地よさを体感することが出来ました。
八ヶ岳から安曇野、そして甲府ととても広い範囲でされている小澤さんが作る家はどれもとても施工力が高く、私も学ぶことが多くありました。
また寒い地域とあって、薪ストーブがどの家にもあり、パッシブソーラーのそよ風のある家は特に暖かく、冬でも快適なことが実感出来ました。
ホテルでの建築家の方々によるパネルディスカッションでは、皆んなが知らない永田さん人柄が偲ばれるエピソードが紹介されました。
2日目の建物見学では私の乗ったバスにそれぞれの家を設計された建築家の方々も乗車され、 解説付きで見ることが出来たのは幸運でした。
最近は特に忙しくてなかなかこのようにじっくりと良い建築を見ることが出来なかったのですが、 今回久しぶりに参加してエネルギーをもらった気がしました。
今後の家造りにも良い影響になりそうです。
またいつかこのようなツアーが出来ればと思います。