先週の木・金曜日は協同組合もくよう連の企画で建築家の中村好文さんの設計塾が行われました。 初日の中村さんの講演会の前に現在開催されているTOTOのギャラリー間の中村好文展「小屋においでよ!」 をメンバーと一緒に見に行きました。 展覧会では今まで見てきた様々な小屋の紹介や今回の為に1から全て設計した一人住まいの小屋が 実物大で展示されていました。 (中の椅子以外はテーブルもソファーも薪ストーブも、もちろんキッチンや水回りも全てオリジナルです!) こちらの小屋はもくよう連の理事長を務めている大阪の羽根建築工房さんが自分の加工場で加工して 大工さんを引き連れて組立に来ていました。 これをわずか3日間で造ってしまうなんて驚きです!さすが羽根さん! 小屋を堪能した後は場所を移して講演会を行いました。 前回の神戸の講演会でも沢山の方が来られていましたが、今回も約100名の参加者で盛況でした。 羽根さんとの対談も。 一緒にもの造りを楽しんでいる姿がとても印象的でした。 翌日は電車で千葉にある中村さん設計の美術館「as it is]と「上総の家2」の見学に大型バスで70名程で 廻りました。 私は何回か訪れたことがあるのですが、皆さんは殆どが初めてでしたので居心地の良い場所を探したり、 スケールで実測したりして体感していました。 上総の家2の前でB班の集合写真 中村さんの設計した建物はいつもシンプルで主張しないデザインが特徴ですが、 元々家具の設計から建築を始められた方なので、 人の手が触れる部分や居場所に対してのこだわりは普通ではありません。 今回もまた新たな発見や自分の仕事に生かせるいい機会になりました。 参加して下さった皆さん、そして快く受け入れてくれた中村さん、有難う御座いました。